2017年11月15日水曜日

持続可能な取り組みにシフト。本年で東京青山ファーマーズ・マーケット出店を終了します。

12月16日(土曜日)17日(日曜日)の東京青山ファーマーズ・マーケットの出店をもって、ファーマーズ・マーケットの出店を終了しようと思います。

2016年は、全国商工会連の「小規模事業者持続化事業」の審査に通り、一年間定期的に出店することから、次につながる成果と視野を広げる取り組みをしてきました。
お陰さまで、幾つもの学びがあると同時に、出店しなければ出会わなかった人たちとも出会うことが出来ました。本当に有難うございました。

出店する度に買いに来てくれる人。
出店する度に遊びに来てくれる人。
出店する度に手伝いに来てくれる人。

沢山の人たちに囲まれて、毎度楽しい時間を過ごすことが出来たことは、
高知に移住後3年間引きこもっていた私からすると、大変ありがたい事でした。
人の渦に耐えられなくて、都会を離れ人のいない田舎に生活拠点を移した私ですが、
東京遠征時に、沢山の友人、知人の賑わいに恵まれたことは、本当に有難いことだなーと、感謝という気持ちは当たり前として、なんというか、人間である自分を通して、人の幸せの形を一つ垣間見る想いがしました。

ある意味楽しかったマーケットですが、12月をもって一度終了しようと思います。
理由について、少し書きたいと思います。

一年間マーケットに出店して思った事なんですが、
青山のファーマーズ・マーケットって、所謂露天商なんですよね。
そして、間口2mm程度の露天での売上の上限もおおよそ分かりました。

来年は、ホームページの強化と、通信販売の強化に努めようと思います。
先に情報を流して、情報を浸透させ、リアルショップは情報と現実をつなぐ限定窓口的な位置づけで展開していこう考えています。

加えて、高知県内及び関西エリアに出没する予定です。

青山のマーケットに出店しているとある意味オーガニックの世界市場を垣間見るんですよね。その時に思ったことは、日本は途上国だということです。
既にオーガニックの市場に参入している人は世界の市場を相手にしています。
その方がメリットが大きいんですよ。
環境と人の暮らしのバランスを取ろうとするとき、日本だけに執着する必要はないわけですから、当然あるべき思考だと思います。
既に私たちの生活には世界中の食が浸透しているわけで、それら全てを国内で賄おうとする事自体がナンセンスだとも思うんですよね。

流通が進化して、経費を上回る利益がでればいいわけですし、また、日本国内ないし日本人でなくても、世界中どこかしこでオーガニックの農作物が誕生し、それが活用される事は良い事ですから。

このような流れは当たり前に存在するわけです。
マーケットでは、そういった事がリアルに垣間見られるんですよね、、
日本のオーガニックないし自然農法の農家は、20年前の東南アジアの農夫と、もはや似たりよったりだな。。と。安く売らないと売れないような市場に貢献しているようにも見えます。日本人が日本でオーガニックの生産者になったとき、生産作物を安価で売っていたら潰れるのは時間の問題です。価格競争になれば、絶対に負けますから。
日本国内のオーガニック市場は厳しいですよ。
パイが少ない上に広げる政策に乏しいですからね。

では、どうしたら日本人が日本国内でオーガニック農作物で生き残る事が出来るのか?
この課題について考えるとき、私は3つの方法があると考えています。

一つは、海外の農家と契約して、欲しいクオリティーの農作物の栽培管理をする。
これってすごく魅力的ですよね。そもそも私は日本の常識や日本人的社交習慣が肌に合わないし、こんな冴えない国に縛られたくないなーとか思っているわけで、そういう私からすると、個人レベルでマイナーな海外の農家と繋がる事は興味の対象なんです。

日本国内の大手商社って、基本癒着じゃないですか。誰の知り合いとか、誰々をしっているとか、、大手に営業や挨拶に行くと必ず、「誰々を知っている」的な会話になって、私はその度にうんざりするんですよね。あっ、もちろん全面否定しているのではないんですよ。でも、まだお互いの話も進んでいないうちに「あの人知ってる、この人知ってる」とか話すって、なんか白けません?そんな事、ほぼどうでもいいから・・って思う。。

余計な事言ってますけど、これブログなんで許してね。

次の一つは、中身を強化する事です。
要は厚みを付けるの。例えば私の場合は生姜を作っているでしょ。
先ずは、農作物としての生姜のクオリティーを無駄かと思うほどのレベルまで上げる事。
次に、その個体情報をとことん開示する事。
次にその生姜の活用法を消費者の生活レベルで発信すること。
要するにミニマムに手厚く消費者をサポートするツールになることなんです。
これは国内でしかできないですよね。距離感が大事だから。
マニアな領域を満たす事なんです。

最後にこれね。一番の目的でもあり、最終目的でもあること。
私のイメージする自然農法ないしオーガニック農法の最終地点は、
暮らしと共にあることです。

生産者は生産者、消費者は消費者として存在し続けようとすれば、
当然ながら大規模農業が優位に立つ。
大規模農業が優位に立つということは、化学肥料や農薬を主とした産業が持続可能になるということです。これは否定できない。いくら化学肥料や農薬を否定しても、また、ワクチン漬けの畜産業を否定しても、消費者が万年消費者で居続けようとする限り、また、その割合が維持される限り、無くならないどころか増えるだけです。

真に自然を護り、暮らしを護ろうとするならば、そして、農薬を化学肥料を限界まで無くして尚、食料を維持しようと思うなら、一人が消費者と生産者の両方を担えるようにならないと無理です。

もっと簡単にいうと、無農薬、無化学肥料栽培で社会を満たそうとすれば、貴方も自分が食べる物を大なり小なり作らないと無理ですよということです。

「そんな事言っても現実的に無理」

と思う人、沢山いるのではない?

そうだと思います。もちろん分かります。
急には無理です。ただ、イメージしないとこれまた無理です。
だから、私は「一番の目的でもあり、最終目的でもあること。」
としています。

暮らしに農業がある社会にしなければ、
持続可能な農業は維持されないだろうと私は考えています。

「暮らしに農業がある社会」

とは、どのような社会なのか?
どのような都市設計が必要なのか?
山間地ではどのような取り組みが必要なのか?

私たちは、今から未来に向けて取り組んで行く必要があって、
唯一、日本の暮らしが維持される道だと考えています。


ということで、次なる取り組みにシフトしたいです。

座談っぽい話なんですけど、正直東京にはしばらく行きたくない(笑)
何がどうって言うんじゃないんだけど、あまり行きたくないww
なんだろね。。時間がうるさいっていうか、、空気が張ってるっていうか、、、
何れにしても余りよくない(笑)

来年は、ど田舎の時間のツボに浸りつつ、仮想空間を通して発信しつつ、
内部強化に努めたいと思います。


12月16、17日をもって、ファーマーズ・マーケットを当面お休みです。
出来れば、今後行きたくないんで(笑)最後の出店にお越し下さいね~。

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