2018年2月28日水曜日

平成30年度農林水産省政策目標「新規就農し定着する農業者を倍増し、平成35年までに40代以下の農業従事者を40万人に拡大」

久々のブログ更新です。

2017年年末から2018年現在まで、沢山の動きがあって、
長文で書きたいことがいくつかあったのですが、
目まぐるしく追われる中で、どうしてもブログを書く時間が持てませんでした。
今やらなければならない事が沢山あって。。。

一つ一つ事を終わらせつつ、それら全てが連動していて、
今日書いた内容も、年末から年始にかけて私個人が調べたデータを元に、
経営コンサルのおだたさんから計算方法を指導してもらって、
算出した内容になります。

私が参照したデータは、すべて農林水産省のホームページからみる
ことが出来ますので、興味ある人は是非見てください。
ただ、これらのデータは大変見づらいです。
ものさしが複数あって、一律に統計し辛いだけでなく、
じっくり見ていると、数値の良いデータだけを持ってきたかったのではないか。。
と思われるような、まとめ方をしている節が見られるからです。

しかし、見れるデータからしか予測できないので、
私なりに、なんとか算出していました。

日々の暮らしの中で、漠然と実感している事柄や、
自分周辺で起きている事だけで、日本社会を語る事だけでは力不足。
思い込みだけで語っても面白くないから、
自分が考えていることの裏付けを取りたかったし、
全体を知ることで、自分がどの様に生きていけばいいのか、
また、その生き方はどの位置に存在する事になるのか。。
そう言った事を客観的に知る必要があったんです。

なぜなら、私は多分、多くの人以上に社会に反骨心を持っているし、
自分が間違っていると思うルールに従いたくないし、
理想とする社会像を、、まだ漠然とですが持っているからです。

いつも、毎日思う。。

(なんでこんなに大変なことをしてしまったんだろう。。
やめる事だってできるのに、なんで辞めないんだろう。。)

そう思って、直ぐに思い出す

(常に私は社会に不満を持っていて、普通に生活していても苦しかったんだよね。。
今までずっと苦しかった事を改善する道は農業だと思ってこの仕事を選んだのでなないか。。)

ということで、現在続行中です(笑)

さてここから本題。。

みなさんは、平成30年度の農林水産省の
「農業人材力強化総合支援事業」をご存知でしょうか。

file:///C:/Users/saranosita/Desktop/農林水産省資料/5%20農業人材力強化総合支援事業.pdf
(↑参照データ)

この事業に於ける政策目標は、

「新規就農し定着する農業者を倍増し、平成35年までに40代以下の農業従事者を40万人に拡大」

この政策目標、、国は本気で達成する気があるのか否かについて、
私なりに分析してみたいと思います。


平成12年から平成26年までの49歳以下(40代以下)の基幹従事者数推移から,
同年齢の年平均増加率を算出するとマイナス3.3%となります。

49歳以下の基幹従事者増加率(マイナス3.3%)から、
平成35年に49歳以下の基幹従事者が何人になるか。。
数の予測を立てると11.3万人になります。
40万人なんて、到底及ばない数字ですよね。。そこで、

「ちょっと待てよ、、」と、

平成25年から28年までの49歳以下の新規就農者数(新規雇用就農者も含む)のデータを元に、
平均増加率8パーセント加味して計算予測を立ててみました。

file:///C:/Users/saranosita/Desktop/農林水産省資料/index-2.pdf
(↑参照データ)

そしたら、平成35年の予測数が30.3万人となりました。。が、
これでも40万人にはとどかない。。。
どころか、、この見立ては、新規就農者が誰ひとりとして辞めない
前提での予測であり、現実的に考えれば、そんなことは有り得ません。

一般企業の就職後の離職率を見ると、3年間で3割が離職すると言われています。
新規就農者の離職率を一般的なデーターに当てはめた上で、
改めて、35年の農業従事者数の予測を立ててみると11.6万人となった。

要するに、平成25年から平成28年までの3年間における新規就農者数の
増加率を加味しても、加味しなくてもほぼ同じ数字となったわけだ。
では、政策目標である40万人に達するためには、
年間何人の新規就農者が必要となるのか、
目標達成の為に必要な数を算出してみたところ、
年平均3.7万人の新規就農者が必要なんですね。

平成28年度の新規就農者数が2.2万人ですから、この数字ベースでいくと
更に1.5万人増を狙って行かなければならない事になります。


このような過去のデータから、政策目標数40万人を達成する為に、
実行すべき政策課題は、波波ならないものであることが容易に推測できます。

ところが、数値目標を掲げている現政権のもとで、
平成30年度「農業次世代人材投資事業」の予算はたったの約175億円??
予算額からみると、11,689人分の交付金しか用意されていません。

年平均3.7万人の新規就農者を確保しなければ、目標数に達しないと思われる中、
僅か約1.2万人しか「農業次世代人材投資事業」の認定が受けれないとなると、
残りの2.5万人は、自力で就農してくださいね。。もしくは、
「2.5万人就農するかどうか分からないけど、
まっ、それは個人の自由ですから。。」
程度の。。。国家危機。。。乙。


因みに、平成28年の同事業の交付対象者数は、準備型と経営型併せて
僅か14,779人、総額約222億。平成30年の「農業次世代人材投資事業」の
予算が約175億円と減額となっています。

現政権の平成30年における政策目標

「新規就農し定着する農業者を倍増し、平成35年までに40代以下の農業従事者を40万人に拡大」

は、絵に描いたもちか。。

端っから達成するつもりのない目標を立てる農林水産省って何???
それとも、過去の最悪なデーターをもってしても、
40万人を達成できる得策あるんですか???

。。。もし、あるとしたならば、それは大企業による
農業参入による雇用増加しかないと私は考えています。

種子法の廃止による民間企業参入を始め、日本の農業は、
企業が主体となって農地を活用し、農民を雇用するという
青写真が見えてくるように思うのです。

農民のサラリーマン化。。

そうなれば、企業方針に沿った農業展開となるのではないかと、
そのような姿しか見えてこない予算配分なんですよね。

ここで改めて考えて欲しいんです。

農業に新規参入する当たって、自力の自己資金のみで、
栽培リスクを抱えて新規就農する若者が果たしているだろうか。
いると考えた貴方は余りにも現場を知らなさ過ぎると言わざるを得ない。
実家が農業を営んでいたとか、祖父母の田畑があるとか、そういう若者なら、
自己資金(家督)で就農できるだろう。。しかし、そのような人材はレア。


例えば、慣行農法で就農しようと思えば、農機具等、
初期投資で1000万円はかかると言われている。
実際にその程度は掛かると思われる。
JAに農作物を収める事前提で資金援助は受けられるが、
要するに借金。

これに対して有機農法もしくは自然栽培で就農すると、
多額の初期投資は必要ないが、JAにそのカテゴリーがないので、
販路を自力で開拓しなければならない。
故に、販路を獲得するまでの生活の糧が必要になる。

どちらにしてもハイリスク。

国という括りがあって、その中に国民がいて、
国民の食料を確保することが、国家の責任であるとしたならば、
今まで以上に、次世代の農業従事者育成支援(人材への投資)に、
これまで以上の予算が配分されなければならないと私は考えます。

今回、私は二度目の農林水産省副大臣への訴えをしました。
一回目は自分の新規就農に当たって、
二回目は仲間の新規就農に当たってです。

私は、真面目に主張したいことがあります。
それは、

「新規で農業従事したいと思っている人は、
その役割と志をもっと農林水産省に訴えましょう。
如何に自分が日本に必要な人材かをPRしてください。
自信をもって!」

日本人は消極的過ぎます。
役人の横暴は罰せられるべきものです。

それは、市民活動家が騒いでいるような案件ではなく、
極一般的な、一見普通に生きている役人の職権乱用は、
極々日常的に行われています。

農業の世界でもそうです。

真面目な日本人は、その悔しさ糧にして努力しようとします。

でも、そのような努力は報われる事はありません。

たまたま、大きな力と利益が合致することがあった時に限って、
「報われた~!!」と勘違いするだけです。

いじめや差別、偏見は耐えても報われないのです。

それらは、その事実を明らかにして公表し訴えなければ、
決して報われる事はありません。

組織だけ作っても、集団で傷を舐め合っていても、
永遠にそのサークルが続くだけだと、私は自分の経験から
そう思っています。


「それは違う!間違っています!」

と在るべき権利を日常的に主張することが民主主義ですよね。

日本を変えることが出来るのは、政治ではなく、
私たちの日常に密着した暮らしの中にある営みです。
政治が変えてくれるのではなくて、
営みから政治が変わるのだと、私はそう思っています。

暮らしを護る為に政治があるのならば、
暮らしを護る為に努力しましょう。

私には、それが農業だったけど、皆さんの日常にも、
私の農業のような事が散らばっているのではないでしょうか。


私は、今回私が訴え出た農林水産省谷合副大臣に心から感謝します。
私の訴えを無視することなく、すくい取ってくれたからです。
どこの政党とか、そんな事は関係ないです。
政治は人の為にあるのだから。

私がどのような内容の訴えをしたかですが、

「せっかく一定の目的の為に予算配分されて行われている国家事業が、
地方の役人の偏見と怠慢によって正当に活用されていない事と、
事業に反する審査が行われている事」

を訴えました。

私の主張は大方認めていただき、自治体に指導を入れていただきました。

かなり長い文章で訴えたので、先ずは読んでもらえた事に感謝。
更には、早々にご対応くださった事に大感謝です。

もしかしたら、農業助成金全般を否定している人がいるかもしれませんが、
私の知識から言わせてもらうと、現行の助成金の事業の多くは、
既存の組織及び団体への助成がほとんどです。

しかも、それらは、既存の組織、人材で回されているといっても
過言ではないと思われます。

未来発展性のない組織へ多額のお金も流れています。
問題はその事にあるのであって、一個人が受けれる助成、
支援なんて数字的には微々たる物なのです。

問題は、個人に流れず、組織に流れるという点です。
これを改善しなければ、いつまで経っても格差はなくなりません。

これを突破する為には、相当な努力が必要です。

ただの世捨て人になるのではなく、この現実を理解した上で、
未来を歩む仲間を私は必要としています。

一人でも多くの仲間に出会える未来を楽しみに、
日々を努めていきたと思います。

まだまだ、課題大き我が身です。
今年は、初心に帰り農業への課題に取り組むと共に、
少し、自分の生活も整えて行きたいと思います。

ひとまず、今日はこの辺で。。

*誤字脱字をチェックする事できず、、、スマンです。



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