2018年4月22日日曜日

豊かな暮らしって何なんだろう。。

豊かな暮らしって何?

暮らしに豊かとか豊かじゃないとか、そういうのってあるのかなー・・。
あるとしたら、それってどんな暮らしなんだろう。。。

今まで、自分が求めてきた暮らしとか、
好きな暮らしとか、そういうものを

「豊かな暮らし」

って言っているだけで、では、

「それは具体的にどのような暮らしなの?」

って聞かれたところで、それを不変的に答えられる人っているのかな?

私自身、『空の下』を通して、豊かな暮らしを造り、育み、発信していく過程で、

「それってなんだよ」

って、分からなくなって来てた。

何故かって、
それは未だに、日本国内の殆どの人が
農村を必要と思っていないように見えるからなんだ。

豊かな暮らしの為に、農村が必要なんだと、
思っている人が、本当に少ないと感じるからなの。

なんで??って思う。
みんな野菜食べるでしょ?
お米食べるでしょ?
魚も食べるよね。
お肉だって・・・。

家にはカッコイイ食器棚があるでしょ?
机に、椅子、靴、服。。

木は林業、
魚は漁業、
野菜は農業、

全部、都会じゃなくて田舎(農村、漁村)で作られているんだよ。
豊かな暮らしを育んでいるのは、田舎なんでよっ(^^)

なのにね、都会で豊かに暮らしたいと思う人が増えれば増えるほど、
農村、漁村は、とーーーても厳しい状況が続くのね。
みんな豊かな暮らしを支えている人たちが、
厳しい状況にいるって事を、知らないでしょ?
知識で知っていても、知らないんだよ。
だから、いつまでも、自分はショッピングを
楽しむ暮らしをしているんだよ。

いいのよ、わかる、分かるよ。
みんな色々あるよね。

でも、、違う、、このままでいいはずがないよ。
時間とともに、消えてなくなる物が、
豊かな暮らしが、、私の目の前にあるから、
だから、それを伝えたい。

伝えるだけじゃなくて、繋げたい。

・・・。

5月の連休明けにはね、
文旦の受粉作業が始まるんだよ。
この作業は、雌しべが潤っている間に、
行わなければならない作業だから、
短期間に作業する人がいなければ話にならないのね。

現在の「農業」に於ける文旦栽培では、
受粉作業が不可欠なんだ。
この作業をしないと実がつかない。
なぜなら、媒介する虫がいないから。
多分その原因は農薬を撒いているから。

文旦の木は、自家受粉しないのね。
他の柑橘の花粉でないと受粉しない。

農薬がガッツリ撒かれていないところで、
家庭菜園程度の文旦の木なら、自然受粉もするよ。
でも、みんなが食べれるほどの文旦を作っている農家では、
人工授粉しないとダメなのね。

だからさ、みんな文旦食べたいなら、手伝って欲しいんだ。
私は、みんなが手伝いに来れる環境を作ることに、
尽力するから、みんなも、手伝いに来れるように、
少しでいいから頑張ってくれないかな。

えーーっと、
文旦の受粉にはね、小夏の花粉を使うんだよ。



これが小夏の花の蕾です。この中に花粉が入っています。
一日採り続けて、やっとカゴ(直径30cmほど)の三分の二が貯まる程度しか採れないんだ。
この作業を、毎年毎年、農家は家族でやるんだよ。
おじいさんもおばあさんもやるの。

花粉が足りなくなってしまったら、文旦の受粉が出来なくなってしまうから、
これは絶対に欠かせない仕事なんだ。

この作業はね、やる人が多ければ多いほど楽なのね。
花自体はいい香りがして、採りだすと夢中になっちゃう。
まるでどんぐりを拾っている子供のよう(笑)
大きいのを見つけると、採らずにはいられないってね。

でもね、この作業をする時期っていうのは、農家はとっても忙しい時期なの。
生姜の植え付けと、小夏の収穫とが重なるから。
深夜まで花粉作りの作業をしたりするんだって。

私は、『空の下』の文旦の受粉の為に、
小夏の収穫をしているハウス農家に行って、
花粉を採らせてもらったんだ。
みんなは小夏の収穫をしてた。
その間に、色々教えてくれて、ありがとうございます。



でね、この小夏の蕾を機会にかけて、花びらと花粉に分けるの。


分けとった花粉を、次は篩にかけて、、更に細かく花粉以外を取り除くんだ。
この作業を4回程度する。


ここまでより分けたら、次は乾燥機に入れます。


農業をするには、最低限必要な機械があるんだよね。
人とご縁があって、出来る仕事が農業なんだ。
良いとか悪いとかじゃないの。
人の経験と知恵を繋いでいく事で、豊かな暮らしが維持される仕事なんだ。


花粉をまんべんなく撒いて、乾燥機で約12時間。


これが乾燥上がりだよ。

乾燥した花粉をもう一回篩にかけたら、出来上がり。



出来上がった花粉は、厳重に密封して、受粉作業前日まで、冷凍庫で保管します。

受粉する前日になったら、この花粉と石松子を一対一で、すり鉢ですり合わせで仕上げます。

花粉は、とってもデリケートな物なんです。
とにかく湿気に弱いので、絶対に濡らしたらダメ。

受粉する日も、雨上がり後はダメ。
葉にも何処にも水がついていない事を確認して受粉は行わなければなりません。
また、受粉作業後、最低でも三時間程度は晴れていないとダメ。
せっかく受粉作業をしても、流れて結実しません。

だから、ゴールデンウィーク明けの晴れた日に、出来れば一斉に行いたいんですよね。
季を逃すと、作業ができなくなってしまうから。
これが農業って物なんです。
高齢化だけでなく、農業従事者が減っている農村が、どれだけ大変か、
農業をやったことのない人でも、少しは想像できるかな。。

みんなは、こうやって、一生懸命頑張って育てた文旦を買って食べているんです。
文旦を安く買おうとしないでね。
そして、出来れば、見た目とかも、気にしないでね。

小夏もそうなんだけど、見た目が悪くて市場からはじかれる物に、
激ウマの物があったりするんだよ。

私は、作業を教えてもらいながら、農家の仕事も教えてもらいます。
話を聞く中で、短期間でやらなければならない作業に、
人が集まってくれたらな・・ということ。

今年、『空の下』は、遠方からでもココに来てもらって、
農作業を手伝ってもらって、作業時間以外は自然を楽しんでもらえる、
そんな空間創りを始めたいと考えています。

昨年までの目標や課題とは少し違えて、
この敷地内を充実させたいと考えています。

少しづつ形になっていくと思う。
それで『空の下』の現状を伝えたくて、動画を撮りました。

敷地内を散歩しながら、あーだこーだ言っています。





私自身は、今年、生姜の作付面積を昨年の半分にしました。

去年一年間、一緒に働いてくれた八木さんが独立新規就農者として、
私と同じくらいの面積の生姜の作付をした事が、私の安心になっています。

『空の下』は、オーガニックの農作物のシェアを増やしたいんですよね。
私が大儲けしたいんじゃなくて、全体のシェアを増やす事が目的なので、
一人が、生姜を一反5畝作って生計が立つ農業モデルがいいな。。と考えているわけ。
横の繋がりを充実させることで、圧倒的シェアを図りたい。

一人がトップにいて、その下に二人いて、またその下に5人いて、、、みたいな、そういうピラミット型ではなくて、円(丸)がいいと思ってるんだ。
その中心に目的があって、目的までの距離はみんな等しいのね。
距離が同じだから、誰に変わっても、同じような成果を挙げられるわけ。

そんな事で、私の考える「豊かな暮らし」
っていうのは、たぶん、繋がる暮らしの事なんだね。
旅行とか、そういうんじゃなくて、
暮らしが繋がる事なんだと思う。

5月のゴールデンウィーク明け頃から2週間くらいの間は、
高知県土佐市の文旦農家では、一斉に受粉作業が行われます。
真面目に仕事をする人には、大金じゃないけど、アルバイト代がでます。
アルバイトまでは出来ないけど、一日程度やってみたいという人は、
ボランティアで受け入れます。

手伝いたい人は、お問い合わせくださいね。
私はしっかり繋げます。

それと、『空の下』でも干物を販売していた『岡岩商店』が、
アルバイトを募集しています。

干物の串挿しとか、そういう加工作業の仕事が主だそうです。
イレギュラーなんだけど、大体一月10万円程度の仕事はあるみたい。

作業してくれたいた人たちが高齢なので、人がいないんだって。
もし、高知の漁村で仕事して、高知で暮らしてみたいという人がい
たら、空家も用意できるみたい。
田舎暮らしに興味があるけど、踏み切れていない人がいたら、
連絡ください。これも私がしっかり繋げます!

但し!不真面目な人はお断りです。
真面目に働く人に限ります。

ここは、海の幸と山の幸があって、本当に食べ物が美味しいところです。

色々あるけど、この豊かな暮らしを、未来に繋げる事は、
とても価値のあることだと思います。

2018年度の文旦の木オーナー権はまだ販売しています。

http://soranosita.net/?sid=46&fid=&pgjun2=27&mb2=1&mid=&mid9=&cid=&srid=&knid=&jtid=

今年は、文旦の栽培をプロ並みに出来ています。
花粉の用意もしたし、準備万端です!

人の手で、美味しい文旦を育てる醍醐味を経験する年になりそう。
『空の下』では肥料を入れていないので、人の手がちゃんと入る事で、
どこまで木の樹勢が高まり、どこまで美味しい文旦が実るのか??
それを私は知りたいと思っています。

オーナーは、一般で買うよりも安く文旦を手にすることが出来ます。
代金は前払いなので、なんらかのトラブルで文旦が収穫できなかった時の決まりなど、規約に書いてあるので、ご一読の上お申し込みください。

時間と距離を超えれる仕組みを、共に作って行きましょう。

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